大阪を元気にすることからはじめよう。
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・英インディペンデント オン サンデー紙の一面を埋めた日の丸に倣いました。
大地震から一週間が過ぎたが、被害の全容さえまだ見えない。
命を落とされたあまりに多くの人達のご冥福を祈る。何もかもが押し流された被災地で寒さに震える人達にも、心からお見舞いを申し上げるとともに、まことに微力ではあるが支援に参加することをお約束する。
悲しみに覆われた日本に、世界はあたたかい言葉を届けてくれた。
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の「日本は世界中の困っている人を援助してきた最も寛大で強力な援助国の一つだ。今回は国連が日本を助けるために出来ることは何でもやる。」という言葉は、途方にくれる私たちを勇気づけてくれた。
さらに、2004年の大津波に襲われたインドネシアも、大地震の傷跡も生々しいニュージーランドも、そして今も戦火が絶えず疲弊しきっているはずのアフガニスタンさえも「日本がしてくれたことに、お返しをする機会を与えてほしい。」と支援を申し出てくれた。
そして今日(3月19日)、支援を申し出てくれた国は百カ国を超えた。
私たちはすべてを失い、何か大切なことを学んでいるのかもしれない。
世界はつながっている。 私たちはひとりではない。
おおさかめっけは今日から活動を再開する。
大阪が元気でなければ被災地を助けることもできないと考えるからだ。
三年前、「大阪を元気にするために、僕らにできることを何かやってみよう。」と幾人かで話し合ったことからおおさかめっけは始まった。
大したことはできなくても、小さな力を持ち寄って出来ることから始めてみよう。
私たちが大阪を元気にすると考えなくてもいい、大阪を元気にする人を応援することならできるはずだ。
そして、出会う人達とのつながりと、読んでくれる人たちとのつながりを大切にしながら、少しづつ進んでいこう。そうすればいつかそのつながりが大きな輪になっていることに気づく時が来るかもしれない。そう考えて歩み始めた。
私たちは、これからもそんなふうに目の前のつながりを大切にしながら活動を続けていこうと思う。それが遠く、切実につながりを求める人のところまで届くことを願いながら。
おおさかめっけ 斉藤五十八